2015年8月 火星農園ピンチ!
出戻りの夏は今のところ無いようで「ホッ」としておりますが。
8月中旬以降トマトの収穫が「エ?」て言うぐらい減りました。
トマト大好きな僕にとって大ピンチ。
tomoさんに協力をお願いして収穫量を記録し始めて3年目。
- おもに胡瓜・トマト・茄子ですが,この記録を表にしてみました。
- 月の過去3年間の日照時間と平均気温を調べてみました。
- 2015年から過去3年間の8月の日照時間
- 2015年,2014年8月の平均気温比較
- 2015年,2013年8月の平均気温比較
- 今年の8月後半は,過去3年間の中で一番日照時間が少なく,平均気温も低いという事が判明しました。
じゃ,何故トマトだけが直撃を受けてるのだろう? - 今年は例年とちょっと違った管理を始めました。
- ぼかし肥料です。
- 窒素分が少なくケイ酸分の多いぼかし肥料に挑戦!
材料は,籾殻と竹酢液と水です。
3週間程度で,白いポヤポヤしたカビが生えてきたので,マゼマゼ。
何度か繰り返しつつ8月に入ってから施肥しいました。 - 胡瓜
去年は,青函白いぼ6本と,ときわかぜみどり12本。
今年は青函白いぼ9本。
去年植えたときわかぜみどりは,収穫量がとっても低かったので青函白いぼ一種類にし,総数を減らしました。
今年は浅漬けがとても美味しく漬かってます。
無くなるとすぐに漬け。
食卓にはほとんど毎日上ってます。
てんぷらや秋刀魚のかば焼き等,脂っこい物の時には打って付けです。
「浅漬けの漬け方が上手になった?」のではなく。
胡瓜の品質?かな~漬け方あまり変わらないもんね~浅漬けだし。
もずく酢に浅漬けを入れたりして,楽しんでます。
去年との違い
8月に入ってぼかし肥料を施肥。
去年胡瓜を植えた場所にトマトを植えてます。- トマト
8月前半と後半とでは,明らかに収穫量が違いました。
他の作物も同じ傾向はありましたが,その傾向がトマトに顕著に見られました。
さらに追い打ちをかける様に雨が降り続きました。
トマトは糖度を増すために,マルチングとビニール屋根をかけ,さらに給水を控えた栽培を行っています。
しかし,ビニールハウスの様に完全に覆ってしまうことが出来ていないため,雨水が回り込んでしまい,表面割れが続出。
水勾配を付けてはいたのですが,それを上回る雨量だったという事なんですね。
太陽が出ないとトマトは,完熟してくれません。
極端に暑いのはとっても嫌だけど「ネ~。困っちゃうな」
そして,このマルチングを剥がすのがめんどくさくて,ぼかし肥料の施肥をしていませんでした。
去年との違い
胡瓜を植えた場所にトマトを植えてます。
オムレツの付け合せやトマトピューレを作って・・・パスタに使ったり。
店頭のトマトの値段もうなぎ上りになってるようですね。
「来年はもうちょっと工夫しなければいけないな~・・・・フ~」とため息。- 茄子
この品種は,果肉が全体的にやわらかいので,煮炊きするときは少し厚めに切って使ってます。
焼きナスやトマトピューレと合体したり・・・麻婆茄子も。
焼きナスは冷蔵庫に保存して,都度取り出して食べてます。
この焼きナスをインスタントみそ汁にトッピングしただけで,超豪華な?味噌汁になります。
去年との違い。
8月に入ってぼかし肥料施肥。
トマトの収穫減の原因は,当然天候にあるとは思いますが,きちんと雨を遮断できて,ぼかし肥料を施肥できていれば,ある程度避けれたのかもしれないです。- 人参
種まきが遅かったために7月8月の高温の時期を経てしまい,さらに異常な高温と乾燥で水やりが追いつかなかったのと,中旬以降の雨により一部裂根が発生。
中耕時に間引いて食べた時の,柔らかさは無くなってしまってました。
お裾分けできるレベルに達してはいませんでいした。
「無念じゃ」
「暫くは人参買わなくてもいいわね」と言う言葉を聞いて。
「ホッ」
『野菜の栽培は,人生の様におろぬいてはいけない!』
今年の長中期の天気予報は,その逆を想定すると「バッチリ」的中します。