- チューリップ:2014年―2015年 いや~今年はちょっと大変。
- 栽培区画
- 品種別栽培カレンダー
- アンジェリケ
- 八重咲で薄いピンクから濃いピンクまで,様な色に変化しながら咲くとても美しいチューリップです。増やしていきたくて購入。
- クリームアップスター
- 八重咲で黄色の花です。増やしていきたいので購入。
- マウントタコマ
- 八重咲で白色の花です。増やしていきたいので購入。
- スプリンググリーン
- チューリップにはガクがないというのをご存知ですか。チューリップの花はガクが花びらに変化したものです。ガクの名残がある様なチューリップです。
- アンジェリケミックス
- 今年新たに購入しました。おそらくアンジェリケ・クリームアップスター・マウントタコマなどの混成チームだと思われます。
- シャーリー
- 2色咲のチューリップと記載されてましたが,2色以上の変化を見せます。
- ファンタジーレディー
- 今年新たに購入しました。百合咲きのチューリップです。
- ホーランドチック
- 百合咲タイプで見事な2色咲のチューリップです。これも2色以上の色の変化を見せます。
- 見事なのでさらに増やそうと思い購入を考えたのですが,他の品種と抱き合わせで売っており,管理が煩雑になるので今回購入は見送りました。
- イエロースプリンググリーン
- スプリンググリーンの黄色タイプです。
- マリリン
- 今年新たに購入しました。百合咲のチューリップです。
- 桃白・赤白
- 掘り上げた球根が少ないため,購入を考えましたが,他の品種と抱き合わせ販売のため購入を見送り,今年以降は同一区画で管理することにしました。
- カボタ
- 2色咲と言う記載は有りませんが,明らかに色は変化します。
- チューリップ選抜
- 球根の堀上が少なかったのと,購入は考えた物の抱き合わせ販売の為に購入を見送りました。
- 同じ区画でまとめて管理。
メタセコイアの根っこが網の目の様に・・・。
判った瞬間。
「ギョギョギョ」
凄いですね生命力。
ブロックの隙間。
ブロックの下をかいくぐって,ブロックを押し上げながら,侵入してました。
植え時は10月いっぱいと言われており,球根は,高温の夏は休眠しており17度以下になると水分を得て発芽を始める。
11月や12月に植えても花は咲くが球根の充実は望めないので,送れるほどマイナスとされる。
しかし,火星農園では,花壇の事情もあり,植付は11月になることが多いです。
それでも,それなりに球根は掘り上げることが出来てます。
ただ今年は,ちょっと遅くなりすぎたかもしれません。
という事で,植え付けた球根の数と,最終的に掘り上げることが出来た球根の数を,記録しようと思いたったわけです。
植え付けた球根は当然大きさにバラつきがあります。
大小合わせると掘り上げた数の2倍から3倍ありますが,売ってる物と比較して,見劣りしない球根を記録の対象としました。
(ちょっとアバウトですが)
土に関しては,基本的には肥よくな砂質がかった土が好ましいが,水はけさえよければ土は選ばないとされる。
それでも,植える場所全体の土を30㌢に掘り,底によく腐熟した堆肥,菜種油かす,骨粉,化成肥料を入れる。
次に掘り上げた土に,水はけを良くするために,腐葉土2:荒目の川砂1の割合にし,土の中和のため苦土石灰を少量まぜてよく混ぜる。
その土を15㌢入れたて平らにしてから,15から18㌢間隔に球根を植える。
土は球根の2から2.5倍かける。
と記述されてるのが一般かな。
火星農園では毎年米糠を施しますが,今年はスマイリーマッチャンのお友達にいろいろ頂いたので,それを使って土作りをしました。
具体的には,
籾殻燻炭・米糠・籾殻・堆肥・油粕・化成肥料・苦土石灰。
今年初めて籾殻燻炭を投入。
酸性に傾いた土壌の中和と,通気性の確保のためです。
これを一般的に土壌改良と言っています。
この籾殻燻炭は,三要素であるところの窒素・リン酸・カリの窒素分がほとんど含まれていません。
ですから窒素分の多い油粕を同時に投入します。
それには,もっと深~い訳があります。
籾殻や米糠の発酵には大量の窒素分が必要になります。
さらに,発酵が伴う酸化反応の為,酸素の消費が著しくなります。
この発酵が進んでる時に作物を植えると,酸欠になるし地中の温度が著しく上昇するため,作物が育たなくなります。
よく言われる畑が焼ける状態ですね。
ですから作物を植える前に,米糠や籾殻投入後の頻繁な土のシャッフルは,発酵促進のためにも必須の条件となります。
しかし,籾殻は通気性が良くなる一方,発酵に時間がかかるのと,乾燥してるため大量の水分が必要になります。
ですから,よく鋤き込みながら窒素分を供給しつつ,水の供給が必要になります。
基本的に植えてからの施肥は,球根を腐らせる可能性が有るので。
植付数か月前に行う事が大事です。
10㌢も掘ればアスファルトだし,とってもやせ細った土地なので,とっても手間がかかる訳です。
ですから,どうしても植え付けが遅くなる訳ですね。
窒素,リン酸,カリというのは
ご存じの事とは思いますが三大要素と言われております。- 窒素系肥料
- 効果
- 野菜の葉や茎の成長を促す効果があり,葉菜に適している。
- 過剰に与えた場合の弊害
- 葉や茎が伸びすぎ,軟弱な植物になる。花や実がつきにくくなる。
- リン系肥料
- 効果
- 結実をよくするので果菜に適している。
- 過剰に与えた場合の弊害
- リン酸の過剰症状は外観からはほとんど分からない。鉄欠乏症や亜鉛欠乏症として発生する。
- カリ系肥料
- 効果
- 根の張りをよくするので根菜に適している。耐寒性耐病性を強くする効果もある。
- 過剰に与えた場合の弊害
- カルシウム,マグネシウムの吸収が悪くなる。
-
その他に中量要素,微量要素なども関連しているそうです。
過ぎたるは及ばざるがごとしという事でしょうね。
人も動物も植物も健全に育つためにはすべてにバランス良くって事なんだと思います。
詳し事は,ご専門の方々がいろいろと書いておられますからそちらに譲ることにします。