レタス

2015年の結果

火星農園の3代夏野菜の結果は,tomoさんの協力を基に作成しました。
胡瓜トマト茄子

  • 胡瓜
  • 2014年は二種類「青函しろいぼ」と「ときわかぜみどり」を植えましたが,2015年は「青函白いぼ」一種類のみで最終的に9本。去年の約半分です。

    品種選択理由
    ときわかぜみどりの種子は,安いのですが収穫量が青函白いぼと比較して極端に少なかった。

    結果
    植付間隔や植付場所の違いなどがあるので,単純には比較できませんが,増と考えていいと思います。

    胡瓜結果

  • トマト
  • 2014年の品種は,「福健」と「甘太郎」でしたが,2015年の品種は「福建」だけとしました。

    品種選択理由
    2014年2種類だったのは,2013年に蒔き残した種「甘太郎」があったから。

    結果
    ほぼ同数を植えつけしました。明らかに収穫は減っています。
    植え付けた場所が2014年胡瓜を植えた場所で,収穫が減った場所です。
    この場所はコンクリートブロックのすぐ脇で,耕し難い場所であるために,他の場所に比較して,環境はあまり良くない場所です。
    日照量の問題も大いにあるとも考えられます。

    トマト結果

  • 茄子
  • 2014年の品種は「くろべえ」でしたが,2015年は「真仙中長」にしました。

    品種選択理由
    品種を変えた理由は特にありません。種子の値段に差はあまりないし,違うのやってみてもいいなと言うぐらいの理由です。

    結果
    最終的に植えつけた数は,2014年とほぼ同数です。これは殆ど同じ場所で栽培しました。増と考えていいとは思います。
    しかし,実が柔らかいので焼いた茄子の皮を剥く時ちょっと大変。
    指を水で冷やしながら剥くのですが,「アチ~」思いを結構しました。
    もともと,そういう品種なのかは『ど素人』には判断が難しく,土や天候の影響もあるような気もします。

    茄子結果




やっぱり,土しかね~べさ。
環境ストレスに強い作物を作るためには,土だっちゃね。やっぱり。

来年に向けて,米糠を・・・と何時もの精米所に行ったのですが・・・・無い!!
無いのです。
空っぽ。
新米が出る頃からは,いつもたっぷりあった米糠なんですが。
お買い物のついで寄って見るのですが・・・「無い!」

そこで年末の29日に狙いをつけて精米所を急襲する,電撃作戦を決行。
4件回りました。
その結果がこれです。
PC295101

30リットルの袋,2袋とちょびっと。
数年前までは,一回の襲撃で得られる米糠は,30リットルの袋で5袋は確実でした。
一回に使う量は,せいぜい1袋がいいところなので,置き場所に困る訳です。
ですから,使いたいときに,必要量頂きに精米所へお伺いしていたわけです。

ところが,今年の初めぐらいから,米糠の株が急上昇?したみたいで。
常に臨戦態勢で,ここぞと言う時に,急襲できる体制を整えておかないと,米糠は得られなくなりつつあります。
見かけた精米所は,可能な限り襲撃する。
さらに大きな問題が。
最近,米糠を自由に持ち出せる精米所が少なくなりつつあります。
いろんな理由があるらしいのですが,利用者側の問題が大きいと噂されています。


秋から冬。そして春にかけては,


小松菜
屋外の畑

パセリ
屋外の畑(ビニールハウス)と屋内(プランター)

レタス
屋外の畑(ビニールハウス)と屋内(プランター,鉢植え)

サニーレタス
屋内(プランター)

屋外のビニールハウスは,パセリとレタスを同じ畝に植え付けました。
植え合わせはどうなのかな?と,気にはなったのですが・・・。

011
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一生懸命耕せば耕した分だけ,収穫はそれなりに良くなりつつあるように思います。
しかし,一生懸命耕せば耕した分だけ,産廃ゴミ(コンクリートガラ等)が発掘されます。
未だにです。
これには「チェスト~」と一撃を食らわせてやるのですが,涼しい顔して畑の中に横たわっています。
何が出て来るか「ドキドキ」・・・金銀財宝がザックザクってことになれば,いいのですけどね。



2015年5月 新たな作物が仲間入り

5月24日(日曜日):いも野郎の登場。



チューリップ球根の掘り上げ実施。
ちょっと早かったのですが・・・それには事情が。
スマイリーマッチャンからサツマイモの苗木を5本いただいたのです。
「いる?」
って聞かれた時。
「いります」って,後先考えずに,即答してしまったものですから。
『いも野郎は,いもが大好き』だから仕方ない。

ですから,植える場所の確保が必要なのでありまして。
ターゲットになったのがチューリップ畑。
そんでもって,球根の掘りあげと相成ったのです。

堀上は僕が行い,そのあとの乾かす作業をtomoさんにお願いしたら。

0521

コナラの木のオブジェの完成 「good!でっせ」

そのオブジェを作成する横で,僕はせっせとサツマイモの植え方をしてました。



サツマイモ

には硫酸カリウム:20(g/㎡),溶成リン肥:50(g/㎡)が必要なのでありまして。

これは,植え付けの10日前に施肥しなけらばいけないのですが,そんなことは言ってられない。
いくら丈夫な苗木と言えども10日間の放置プレイには耐えられないだろう。

硫酸カリウムも溶成リン肥も結晶だから,鋤きこんだとしてもすぐに土に混ざらない。

ここでちょっと肥料について。

肥料成分そのものに関して言えば、原料が有機質由来であろうと、無機質由来であろうと植物にとって必要な養分はすべてイオン化された状態で吸収されます。
そして,そこにはトランスポーター(輸送タンパク質)の存在が重要な役割を担っていて,輸送される物質に固有のトランスポーターがあり,その有無や活動度により作物による養分吸収の特異性が現れるのだそうです。
また,鉄欠乏症が見られる作物の脇にイネ科の作物を植えると,鉄欠乏症が防止できる。
これは,イネ科の植物は,鉄が欠乏すると根からアミノ酸の一種を分泌し鉄とキレート結合(原子の立体構造によって生じた隙間に金属を挟みこむ)し,アミノ酸の一種と結合したまま根に吸収される。
このアミノ酸の一種が近傍に植えてある鉄欠乏症の植物にも作用する。
つまり食べ合わせではなく植え合わせによって植物をうまく育てることが出来るということです。
これはとっても興味深い事ですよね。
しかし,このことを実践するためには,植物固有の分子生物学的レベルでの理解が必要になり,全てが明らかになってるわけではないので,多様な植物の植え合わせを実践することは,今のところ難しそうです。


トランスポーターの記述のあった文献『作物の栄養整理最前線:渡辺和彦著』には,
いろいろ興味深いことが書いてあります。
ミネラルと光・活性酸素をめぐる最新研究の項
リン過剰障害による葉の白化(クロロシス)は光の当たるところで発生しやすい。

リン酸障害による葉の白化(クロロシス)がマグネシウムにより防げることが書かれており。それは人にも・・

硝酸カリ,リン酸二水素カルシウム(リン),塩化マグネシウム(マグネシウム),塩化カルシウム(カルシウム)の濃度を変えてそれぞれの元素溶液にトマトの葉を浮かべ明所と暗所にわけ一日置いた結果から,いずれの元素も暗所では白化しなかったが,明所ではリン酸が低濃度でも白化した。
しかし,マグシウムは高濃度でも白化しなかった。
この結果から,
白化は活性酸素による障害で,植物内で活性酸素が発生すると,そのうちの水酸化ラジカルが脂質と反応。
すると連鎖反応的に脂質過酸化反応が進行し膜が破壊され,葉が白化する。
つまりマグネシウム溶液で白化しないという事は,活性酸素発生抑制作用がある。
これは人間でも同じで紫外線の日焼け防止にマグネシウムが効果がある。
但し,マグネシウムの何が効いているのかはまだわかっていない。と結んでいます

植物も人も同じ土の上の同じ環境で生きてる。

生物はその組成を維持するために,地球から様々な物を吸収しながら生き。
その一部を蓄えながら,それぞれの種別でオリジナルな成分を保有する。
人は,
それぞれのおもなる成分を万遍なく摂取する事で,
環境ストレス等の耐性のある体を作れてるのではないでしょうか。
それが,食物連鎖の一番上にいる人の宿命なかもしれません。
そして,それらのなかの必要な微量成分の中の一部でも欠如した時,様々な異常が発生するような気がします。

生物が作った岩石という言葉があります。
地球は創成期からその成分の絶対数に変化はないのだと思います。
しかし生物が発生することにより,その特異な能力により,環境の中から特定の元素を濃縮してきた。
それが,いまわれわれに様々な恩恵をもたらし,生活の基盤となっています。
ただ残念なことには,この緩やかな環境の恩恵を,利権と言う大食漢が,パワーを背景に食い尽くそうとしてますけど。




思案の挙句。
出来るだけ細かく砕き,水に溶かしてから鋤きこんでみました。
その他に,水はけを良くするために深く掘り下げて籾殻,そして籾殻燻炭と米糠を若干投入。
(酸欠や窒素過多にならない程度)

2015年さつまいも

きっと9月か10月にはいも堀が出来るでしょう。
そしたら,みんなで『いも芋野郎ども』を掘り上げましょう!
ささやかですが・・・『いも野郎ども』との饗宴です。
僕は天ぷらがいいな~




胡瓜

2015年胡瓜

一本は将監のマコちゃんちへ。
2本欲しいって言われてたんだけど,残念ながら1本のみの供給になりました。
今年の種の植え付けは,去年の約3分の1に縮小。
ちょっと甘かったようですね。
やはり最低でも20株は欲しいところです。




とまと

2015年とまと

4本を将監のマコちゃんへ
4本を岩沼のスマイリーマッチャンへ
供給。
今年の夏も美味しいとまとを食べる為に頑張るぞ!




茄子

2015年茄子

4本を将監のマコちゃんへ
4本を岩沼のスマイリーマッチャンへ
供給。
茄子のレシピを今から考え「ワクワク」してます。




秋蒔きレタス

2015年秋蒔きレタス

生まれて初めてです。
こんなにレタスを食べたのは。
レシピは欲張りすぎてなかなかまとまりません。




春蒔きレタス

2015年春蒔きレタス

最近不法に侵入しつつ畑を荒らす奴がいるのです。
その不法侵入者に目を光らせているBethです。




小松菜

2015年小松菜

小松菜は簡単で,まいた途端食べれます。
ちょっと大袈裟ですが,そのぐらいトットト芽が出て,大きくなります。




人参

2015年人参

Bethの右手にある垣根のあたりから不法に侵入してきます。
人参大好きなBethさん「ガンバレ~」



柚子モドキ

2015年柚子モドキ

何だったんだろう。
培養土に種が混じっていたとしか思えませんのです。
火星農園の中で混入することはないので。



柚子

2015年柚子

本物の柚子デッセ。
「やった~」
しかし,なかなか大きくなりません。
「生きてるうちに柚子を捥いで食べれるかな~」とtomoさん。
「ムムムム。早生柚子~」と気合を入れる僕。




大葉

勝手にそこら中から芽を出して,勝手に大きくなるんので,カレンダーを作るのは止めにしました。
冬の時期に栽培する方法に挑戦できるようになったら,またカレンダーを作ってみたいと思っています。




火星農園温度

去年と単純に並べて比較してみました。
2015年3月から5月
2015年火星農園温度

2014年3月から5月
2014年日記5月火星農園温度

小休止も無く。
そして息つく間もなく夏に向かってるような感じです。
長期予想では,夏の暑さは平年並みと言ってましたが・・・・ほんとかや?って思いますよね。
この温度の上がり方だと。




火星農園・・・最近ちょっとおろぬいてました。

が,

夏を乗り切る体力づくりと夏を乗り切る野菜の為にガンバルゾ!

2015年のスタート

今年初めてのupになります。
まずは秋まきのレタスはどうなったかと言うと。
2015年秋蒔きレタス3月
幾ら暖かかったとは言え,冬ですからね。
氷点下10℃は無かったものの氷点下6℃というのは有りましたから。
ビニールハウスをセッセとこさえてはみたものの・・・朝見ると土は凍ってましたね。
残り湯暖房を試みてはみたものの,焼け石に水?朝見るとペットボトルは,カチンカチン。
そして,やっぱり成長は遅いです。
結球も未だにしてないし。
湯水のごとく?レタスを食べた~い。
湯通しして,じゃがいもと人参。それをからしマヨネーズと酢であえて・・・。
夢がかなうのはいつの事やら。

今年の計画は
連作障害が出てきてる雰囲気がするので,作物の種類を若干変えてみようと考えています。
追加するのは,人参と小松菜とレタス。
人参はBethのおやつも兼ねてますのです。
継続するのは,胡瓜,トマト,茄子,韮,三つ葉,茗荷。
茗荷,三つ葉は,一度植えると,定期的にニョキニョキ出てくる放任作物なので引き続き継続。
韮は,どうも茶髪になる傾向があるので,環境を変えて植替えし継続。
連作障害が出やすい胡瓜,トマト,茄子に関しては,数を減らして畑をローテーションする方向で考えてます。
火星の食卓では欠かせない野菜なもんですから。

去年燻炭を二袋ほど頂いたので,あまりうまくいったことのない根菜類を若干栽培してみようと考えてます。
まずは手始めに人参から。
燻炭は土壌改良剤としても使えるし,カリウム分が豊富なので,根菜類に向いている肥料だという理由からです。
火星農園は,米糠を冬場の間に鋤きこむむので,おそらく窒素分がわりと多いと思われます。
それは火星農園内の葉菜の迫力のある伸び方をみてみるとですね。間違いはないと思うのです。



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管理人:火星から来たBethのプロフィール

のざぽん

『火星から来たBeth』とは
地球歴2009年10月28日
Bethが火星からやってきたのをきっかけにはじめたブログです。
実際は宮城県動物愛護センターの譲渡犬として貰い受けてきた犬ですけど。
なんとなく「ブログをやってみっかな」。
そしてブログをはじめるにあたり,タイトルで悩んでいました。
「出生も出身地もわからないんであれば,火星から来たことにすればいいんじゃない」
この札幌の友人の一言で決まった由緒正しいタイトルなのです。
お散歩は,住んでる岩沼を中心に宮城県南部を主なターゲットに選んで歩いてます。
『のざぽん』とは
小学校から中学校にかけて呼ばれていたあだ名で,札幌の友人に言わせれば「ダサイ」の一言。
僕も「ダサイ」とは思ったのですが,なにせその手のボキャブラリーは,貧困この上ない僕。
あとで変えればいいやと思い,取りあえずつけたニックネームです。
でも,いまだに変えてません。
やはりボキャブラリーの問題なんでしょうね。
『ブログの内容』
当初はBethとの散歩を中心のお散歩日記だったのですが。
散歩が徐々に遠足へそしてトレッキングへと移行していくにつれて,歩くのがとても楽しくなり。
生活の一部となるにつれて,ブログの内容も変化してきたと思っています。
それと,やはり2011年の震災ですね。
自然の脅威に翻弄されながらも,
自然の営みの一部に生活がある事をしり,
その自然の営みの中で多くの恩恵を受けながら共存して行こうとする人々に感動したりしながら・・・。
その様々な人間模様のなかで,究極とも思える環境の中で垣間見える業などに,悲しみを覚えたりしながら・・・
のブログになってきたように思います。

そして,『火星から来たBeth』から『のざぽんの食道楽』が生まれ・・・これは『火星の食卓』で継続しています。
『火星農園』が生まれ,震災後『火星電気商会』が生まれました。

胡瓜の摘心方法
とまと摘心芽かき方法