グレープフルーツの木

2014年 ゆず玉砕

今年こそはと,柚子の栽培の成功を祈って始めた火星農園なんですが。
去年量販店で購入した柚子。
食べ終わった残りの種を来年こそはと『念を送りつつ』保存しておき。
栽培前に種を湿らせ。
さらに『強力な念を送り』ながら。
植え付けたのに。
2014年柚子
「なぜだ~」
『念』が足りなかったか?
量販店購入のレモンやグレープフルーツの,
食べ終わった後植え付けた種は,
すくすく成長してるのに。
今やグレープフルーツの木はですね,
僕の身長を超えてしまったのです。
毎年春から夏にかけて新芽が
「ニョキ,ニョキ」伸びる頃は,
グレープフルーツとレモンの香りが,
2階のベランダの空間に惜しげもなく放たれるのです。
まるでそこはレモネードの中?
そう,口の中にいっぱい涎が・・・・。
tomoさん曰く,
「単なる食いしん坊って事さ!」

レモンもグレープフルーツも,収穫には程遠いみたいです。
まっそれでもいいかと思ってます。
毎年,素晴らしい香りで楽しませてくれるし。
レモンとグレープフルーツの木には,
キアゲハ・クロアゲハがたくさん集まり,
火星農園はアゲハ蝶々の楽園の様になってるので。

ただ,アゲハが産み付ける卵は凄い量なんです。
木は2階のベランダにあるためか,
卵はおそらくほとんどが孵化します。
しかし,成長途中で野鳥の餌食になって全ては育ちません。
孵化した幼虫全てが成虫になったとしたら,
おそらくレモンの木にもグレープフルーツの木にも葉っぱは残らないでしょう。
近くに行くと幼虫が葉を食べる音が聞こえます。
嘘じゃないですよ。
「パリパリパリ」
それが,いたるところでします。
なかなか,凄い事になるんですね。
震災前は共倒れになるのを防ぐべく,
幼虫を別の木に移したりしてました。
「美味しくないかもしれないけど,勘弁してケロ」
って言いながら。

震災後のここ数年は,
野鳥の数が増え続けてるので,
アゲハの幼虫を狙って野鳥が押し寄せて来てます。
毎年,多くの抜け殻を枝の間に見つけることができるのですが。
去年は一つだけでした。

なんとなく複雑な心境ですね。

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鉢の転倒防止とアゲハの幼虫

今年。
1階の庭に出しておいたグレープフルーツとレモンの木が
風にあおられ倒れる被害が発生。
被害と言うとちょっと大げさなのですが,
春先からしょっちゅう倒れるので,tomoさんがてんてこ舞いしてました。
てんてこ舞いと言うか痛い思いなのです。
この柑橘系の木には,鋭いトゲが幹全体からから生えています。
幹と同じぐらい固く,長いものは30㎜ぐらいあります。
トゲ
「ねっ!刺さったらさぞかし痛そうでしょ」
間違いなく,本当に痛いのです。
と言う事で・・・最後はもうあきらめて,一度倒れたら風が収まるまでそのままにしてました。
いろいろ考えた結果・・・
「2階のベランダがいいのでは?2階のベランダでレモンの香りが楽しめるし。」
2階のベランダは壁が高さ800㎜その上に手すりがついていてその高さが1150㎜
だから,多少の風だったら大丈夫という意識がありました。
この僕の案は満場一致で受け入れられたのです。
そして,レモンとグレープフルーツの木を,1階から2階のベランダの西側へ移動したのであります。
とっても重くてしんどい作業でした。

*** 一難去ってまた一難***

しかし,今年の風は凄すぎたのです。
そして,僕の考えがアマちゃんだったのです。
まず約2mに育ったグレープフルーツの鉢が倒れ
次に約1.6mのグレープフルーツが
そして最後に約1.5mのレモンが犠牲になったのであります。
しかたなく,
麻縄(ロープがなかったので)で鉢をグルグル巻にして,ベランダの手すりに括り付けてみました。
そして鉢に重石の石を・・・。
恒久的な対策ではなく暫定的な対策でしたけど・・・役に立ちませんでした。
そして,tomoさんじゃなくグレープフルーツとレモンの七転八倒?・・・痛さとの格闘がまた始まったのです。
今度はベランダなので,鉢からこぼれた土の回収と言う”おまけ”までついてきてしまったのです。
「まずいヨ。これは。満場一致で決定したとしても」
取りあえずでかいグレープフルーツの2本を東側のベランダに移して・・・気休めだけど・・・netで鉢の転倒防止に関して検索を繰り返すも,これと言う気の利いた物はないんですね。
「そんじゃ。作ればいいっちゃね」
ってことで・・・市販されてる材料を考慮しながら設計することにしました。
そして,天板はラワン合板910㎜×450㎜×12㎜をそのまま使う事にして。
転倒防止20130711_00003

ただ,このまま脚をつけて設置しただけでは450㎜側に倒れる危険があるので,共通金具ですべての面が連結できる事。
つまり,
910㎜と450㎜。910㎜と910㎜。450㎜と450㎜。910㎜と450㎜と450㎜。
フレキシブルに連結できる事。
この条件を満足できるように設計してみました。
転倒防止20130711_00002

こうすれば,ベランダの狭いスペースでもうまく配置できるし。
ベランダの壁際に並べることができるという理由からです。
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物干し台に吊っているのは,クリアラッカーで防水処理を施してるところです。
そして完成。
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石を乗っけてるのは,一階に持っていくのが面倒なので・・・。

そして気付いたこと

ある朝気付いたのですが,この転倒防止の天板にフンが一杯。
「おおお!アゲハ蝶々の幼虫」
そういえば,明るくなり始める早朝。鳥たちのざわめき?が枕もとで聞こえて結構うるさかったんですね。
鳥たちがこのアゲハの幼虫(黒アゲハか黄アゲハかはまだ不明です)の捕食のために集まってきていて。
バトルを・・・
「それはオレンダ!」
「違うはアタシノよ!」
「へへへ食べちゃったもんね。うめ~」
って言ってるかどうか解りませんが。
『えーと。嫌いな人は写真をクリックしないでね』

アゲハ蝶々・・・幼虫とさなぎ
アゲハちゃん達も必死。
鳥さん達も必死。
なんですね。

実はグレープフルーツとレモンの木には毎年アゲハが来て卵を産み付けていきます。
そして,何匹か成虫になり飛び立っていくのですが。
震災後の2年間は,まったくその気配がありませんでいした。
そのアゲハがようやっと帰ってきたのかな。

補殺するのは何か忍びないので,木が枯れない程度にそのまま観察する今年にしました。
「フンの掃除が大変だけど。仕方ないか」


うまくすると,さなぎから蝶々にになる瞬間を,撮影できるかもしれないな~と。
『ワクワク』してます。
早朝の撮影になるでしょうけど・・・。

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冬支度 two

初代目コナラ:樹齢20年と,2代目メタセコイア:樹齢13年です。
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下枝が生い茂り風通しが悪くなって,苔やキノコが生えてきたので,散髪しました。
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散髪後の2代目メタセコイアです。
ちょとトラガリかな?コナラの散髪は10月に実施済みです。

散髪後の枝は,小さく切断して畑へ。

初代メタセコイアは,僕が生まれた年にmicchiにより植樹され,僕と同年齢の木だったのです。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
残念ながら,去年立ち退きのために伐採されました。
享年52歳。
火星農園が所有する土地ではないので,どうすることもできなかったのです。
その初代目を挿し木して唯一うまくいった一本が,この2代目メタセコイアです。


3代目メタセコイア:樹齢3年と2代目コナラ:樹齢4年。
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3年前。
2代目メタセコイアから,3代目メタセコイアを挿し木で増やすことに成功しました。
それも3本。
そして2代目コナラ。
コナラから落下した実(どんぐり)から芽が出て大きくなったものです。
コナラはとっても強い木で,
落下したどんぐりは,一部はBethのおもちゃになり,一部は近所の子供の宝物になります。
残ったどんぐりも,
火星農園管理者の手で回収されコンポストへ入れられ,
未来の堆肥として期待され存在になるのです。
それでも春先になると,
回収できなかったどんぐりがたくさんあり,
いろんなところから芽を出します。


とても楽しみなのですが,植える場所がなくて困ってます。
3代目メタセコイア・2代目コナラを,
もらいうけてくれる人を探しています。



初代グレープフルーツの木とレモンの木です。
冬に備えて,一番日当たりのいい廊下に避難しました。屋内火星農園と言っています。
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冬場の野菜の確保のために,うまくいくかどうかわからないのですが,種を植えました。
大葉・サニーレタス・サラダ菜です。
いつもは,秋口に植えたものを植え替えて屋内火星農園で栽培するのですが・・・。
今年は,秋の期間がとても短く,植えるチャンスを逃してしまったのです。
夏の日照りと暑さがあまりにも長すぎです。
(まだ蛙も蛇もうろうろしてますし。)
パセリは今年の春植えたものを,植え替えて屋内火星農園に移動しました。
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管理人:火星から来たBethのプロフィール

のざぽん

『火星から来たBeth』とは
地球歴2009年10月28日
Bethが火星からやってきたのをきっかけにはじめたブログです。
実際は宮城県動物愛護センターの譲渡犬として貰い受けてきた犬ですけど。
なんとなく「ブログをやってみっかな」。
そしてブログをはじめるにあたり,タイトルで悩んでいました。
「出生も出身地もわからないんであれば,火星から来たことにすればいいんじゃない」
この札幌の友人の一言で決まった由緒正しいタイトルなのです。
お散歩は,住んでる岩沼を中心に宮城県南部を主なターゲットに選んで歩いてます。
『のざぽん』とは
小学校から中学校にかけて呼ばれていたあだ名で,札幌の友人に言わせれば「ダサイ」の一言。
僕も「ダサイ」とは思ったのですが,なにせその手のボキャブラリーは,貧困この上ない僕。
あとで変えればいいやと思い,取りあえずつけたニックネームです。
でも,いまだに変えてません。
やはりボキャブラリーの問題なんでしょうね。
『ブログの内容』
当初はBethとの散歩を中心のお散歩日記だったのですが。
散歩が徐々に遠足へそしてトレッキングへと移行していくにつれて,歩くのがとても楽しくなり。
生活の一部となるにつれて,ブログの内容も変化してきたと思っています。
それと,やはり2011年の震災ですね。
自然の脅威に翻弄されながらも,
自然の営みの一部に生活がある事をしり,
その自然の営みの中で多くの恩恵を受けながら共存して行こうとする人々に感動したりしながら・・・。
その様々な人間模様のなかで,究極とも思える環境の中で垣間見える業などに,悲しみを覚えたりしながら・・・
のブログになってきたように思います。

そして,『火星から来たBeth』から『のざぽんの食道楽』が生まれ・・・これは『火星の食卓』で継続しています。
『火星農園』が生まれ,震災後『火星電気商会』が生まれました。

胡瓜の摘心方法
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