去年量販店で購入した柚子。
食べ終わった残りの種を来年こそはと『念を送りつつ』保存しておき。
栽培前に種を湿らせ。
さらに『強力な念を送り』ながら。
植え付けたのに。
「なぜだ~」
『念』が足りなかったか?
量販店購入のレモンやグレープフルーツの,
食べ終わった後植え付けた種は,
すくすく成長してるのに。
今やグレープフルーツの木はですね,
僕の身長を超えてしまったのです。
毎年春から夏にかけて新芽が
「ニョキ,ニョキ」伸びる頃は,
グレープフルーツとレモンの香りが,
2階のベランダの空間に惜しげもなく放たれるのです。
まるでそこはレモネードの中?
そう,口の中にいっぱい涎が・・・・。
tomoさん曰く,
「単なる食いしん坊って事さ!」
レモンもグレープフルーツも,収穫には程遠いみたいです。
まっそれでもいいかと思ってます。
毎年,素晴らしい香りで楽しませてくれるし。
レモンとグレープフルーツの木には,
キアゲハ・クロアゲハがたくさん集まり,
火星農園はアゲハ蝶々の楽園の様になってるので。
ただ,アゲハが産み付ける卵は凄い量なんです。
木は2階のベランダにあるためか,
卵はおそらくほとんどが孵化します。
しかし,成長途中で野鳥の餌食になって全ては育ちません。
孵化した幼虫全てが成虫になったとしたら,
おそらくレモンの木にもグレープフルーツの木にも葉っぱは残らないでしょう。
近くに行くと幼虫が葉を食べる音が聞こえます。
嘘じゃないですよ。
「パリパリパリ」
それが,いたるところでします。
なかなか,凄い事になるんですね。
震災前は共倒れになるのを防ぐべく,
幼虫を別の木に移したりしてました。
「美味しくないかもしれないけど,勘弁してケロ」
って言いながら。
震災後のここ数年は,
野鳥の数が増え続けてるので,
アゲハの幼虫を狙って野鳥が押し寄せて来てます。
毎年,多くの抜け殻を枝の間に見つけることができるのですが。
去年は一つだけでした。
なんとなく複雑な心境ですね。